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クラック補修のバリエーションとして

皆さんこんにちは。

 

建物のクラック補修についてご紹介しようと思います。

外壁のクラック補修で多く見かけるのは、Vカットといって既に出来てしまったクラックをグラインダーで大き目にカットしてコーキングで塞ぐのですが、それだと仕上がりがあまり綺麗にはいかないことが多く、もしかしたら見たことがあるかもしれませんが、外壁をミミズが走っているような建物を見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

( ^ω^)・・・(絵心どこいったんだろう???)

えー・・・っとですね、建物って誰かがとても大きな費用をかけてようやく購入しているものなので、例えばサンプルとしてでもあまり写真として載せることが憚られたわけで・・・何とか上手に表現できないかなぁと頑張った結果がこれですよ!すみません。

まぁ、当社では賃貸物件も扱っているので出来上がりの綺麗さを求めると今回ご紹介する工法もなかなかいいなと思った次第です。

 

割とよく見る外壁のクラックですが、

プライマーを塗って「A-NCテープ」を貼って、

テープをヒートガンで溶着します!クラックをカットしてコーキングの充填ではなくて追従性のあるテープを貼ることで、クラックからの浸水を止めるだけではなく仕上がりが綺麗になるってわけです。

ちなみに、クラックが発生したところはそこに建物の力が発生しているということなので、何度補修してもクラックは再発しますがこのテープはある程度の追従性があるため、発生した力をクラック内で吸収できるため非常に再発しづらいです。限度はもちろんありますが。

外壁の突起にも十分にテープが追従できています。

最後に「A-NCコート」を塗ります。

テープ剝れてんぞとか突っ込まれそうですが、こんな感じになります。(テープ剝れてるなぁ・・・お恥ずかしい)

最後に塗装して完成!

分かってるからうっすらとテープの跡が見て取れますが、Vカットよりはやはり目立たないですし、この工法の良いところはグラインダーを使わないので音や振動が発生せず、補修の現場は築年数の経過している建物が多く、「A-NC」はアスベストノンカットの略でありアスベストの飛散も発生しないという優れものです。

今後クラックが気になるな!という方は是非一度ご相談ください!!